女性の薄毛は、ストレスが原因であることが多々あります。
とはいえ、現代の女性にとってストレスは避けて通れない問題ですし、ストレス自体が薄毛の直接的な原因というわけではありません。
しかし、ストレスから薄毛につながる理由というのはいくつかあります。
一つ目は、「ストレスホルモンの影響」。
人間はストレスを受けると、副腎皮質からコルチゾールなどのストレスホルモンが出されます。
それが活性酸素などを作り出し、頭髪の成長を妨げるというわけです。
もう一つは、「エストロゲンが減る」。
女性ホルモンの代表ともいえるエストロゲンは、ストレスにより減少します。
エストロゲンには、「頭髪の成長期を持続させる」という働きがあり、それによって成長期の頭髪が増えるという効果があるので、エストロゲンが減ってしまうと、薄毛が進行しやすくなります。
そして、ストレスの悪影響はこの二つだけではありません。
ストレスは、「不眠」も生み出します。
あくまでも二次的な要因ではありますが、ストレスがあると不眠になりやすくなります。
そうすると睡眠不足になりがちになりますが、成長ホルモンがいちばん分泌される時は睡眠中なので、不眠になるとその分泌量が減り、頭髪の成長も妨げられてしまうのです。